2022年3月17(木)〜19日(土)にかけて開催された第21回日本再生医療学会総会にて、尾辻正樹医師(横浜院院長)が「変形性膝関節症に対するバイオセラピーの客観的評価について-TUGテストによる機能改善の解析-」と題した口述発表を行いました。
timed up&go test(TUGテスト)を用いて歩行速度の変化を評価
TUGテストとは、歩行能力検査の一種で、ゆったりと腰かけた状態から立ち上がり、3mを心地よい早さで歩きいた後折り返して、再び深く着座するまでの様子を観察する検査です。
今回は、当院の再生医療( PRP-FD注射、または培養幹細胞治療)の治療前後で歩行に要した時間がどれだけ短くなったか(つまり歩行速度がどれだけ向上したか)を評価しました。
結果は、PRP-FD注射では2.29秒、培養幹細胞治療では1.94秒、両治療の併用では1.94秒減少し、どの治療においても統計学的に有意な改善効果が認められました(p<0.01)。
今後も膝の再生医療をリードする医療機関として、その有用性を積極的探求し、得られた知見をみなさまにご報告させていただければと考えております。
人工関節以外の新たな選択肢
「再生医療」
変形性膝関節症の方、慢性的なひざの
痛みにお悩みの方は是非ご検討ください。
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